温かい飲み物を飲む女性

冬バテって知ってる? 寒さとストレスによる問題について

12月に入り、街は一層スピード感を増して年末へと駆け抜けている気がしますね。まさに師走といった感じでしょうか。実は、寒さが厳しくなるこれからの時期、『冬バテ』という問題があることをご存知でしょうか? あまり聞き慣れない冬バテについて、今回はお話していきたいと思います。


冬バテ? 夏バテは知ってるけど一体なに?

温かいマグカップで手を温める

みなさんは、冬バテという言葉を聞いたことがあるでしょうか。 寒さが強くなってくると、何だか年々疲れが取れにくいなと感じることはないでしょうか?その疲れの取れにくさの原因として挙げられるのが、寒さとストレスから引き起こされる『冬バテ』です。

夏バテという言葉は聞いたことがあっても、冬バテは知らないという人が多い現状では、その問題に気が付かないまま過ごしてしまう人もいるようです。そのまま過ごしてしまうと、そのしんどさが春まで長引いてしまうこともあるとか。結果として自律神経のバランスも悪くなってしまう可能性もあるので、何とか対策していくことが大切です。

冬バテによるさまざまな問題

冬バテは、寒さやストレスによって引き起こされる問題です。この冬バテが原因で自律神経は交感神経ばかりが高くなってしまいます。その結果、身も心もいつまでも緊張状態が続いてしまい休まるタイミングがなくなります。すると心身のさまざまなところで、いろんな症状が引き起こされてしまうのです。例えば、以下のような症状がよく挙げられます。

・疲労感
・だるさ
・やる気がでない
・イライラ
・寝付きが悪い
・筋肉の凝り
・頭痛
・風邪をひきやすい

などなど。

この他にも、さまざまな症状が引き起こされると言われています。

冬は春に備えて蓄える時期!

私たちが暮らしている日本には、四季と呼ばれる季節の移り変わりがありますよね。この季節の移り変わりによって、街並や自然たちは、さまざまな症状に変わっていくわけですが、私たち人間の体も季節に合わせて変化していきます。

秋は、夏に使ってしまったエネルギーを補充する季節と言われています。冬は、春に備えてじっくりとエネルギーを蓄える時期なんですよ。樹木は、冬になると落ち葉という形で葉を落としますよね。これは、エネルギーの消費を防止することが目的です。クマやリス、カエルなども冬には、冬眠をしますよね。

冬はつい活動的になりがちだけど……

冬は、クリスマスや元旦、バレンタイン、スノーボード、イルミネーションなどいろんな魅力があって、ついつい活発に動いてしまう人もいるのではないでしょうか。また年末年始は、仕事も忙しくなる時期であり、無理をしながら遊びにもエネルギーを費やしているという人はきっといるはずです。

さらにこれからの時期、忘年会や飲み会など飲食の機会も増えてきますよね。つまり、内蔵にかかる負担も大きくなってきます。こういった生活ばかり送っていると、交感神経ばかりが働いて常に心身は活動モードに。休息モードに切り替える副交感神経を働かせるタイミングが減ってしまうのです。

冬の間は、春の活動に備えてエネルギーを蓄え、コンディションを整える時期です。しかし体は常に交感神経によって緊張状態が続いてしまいます。そんな状態が続けば、当然体は休まりません。これが冬バテを起こす大きな要因なのです。

冬バテ防止には何をすればいいの?

冬バテを防ぐためには、まず体を温めることが大切です。近年では、冬場でも湯船に浸からないという人が増えているようですが、寒い時期は体が冷えやすいのでしっかりと湯船に浸かって温まるようにしましょう。38℃~40℃で体を温めれば、副交感神経の働きが高まってきます。

寒い時期は、つい肩をすぼめてしまって肩こりや猫背になりがちです。しっかりと呼吸を整え、姿勢を正すことを意識して過ごしましょう。そうすることで背中が伸びて姿勢も良くなり、肩こりや頭痛といった症状を防ぐことができます。

また温かいところから急に寒いところに出て体を冷やさないようにしましょう。体が急に冷えてしまうと、交感神経が緊張を起こしてしまいます。お風呂上がりは湯冷めしないように、また屋外に出る時もしっかりと防寒対策をして出かけるようにしましょう。

また運動不足も体が冷えやすくなってしまいます。室内などでもできるような簡単なストレッチからでも構いませんので、しっかりと体を動かすようにしましょう。あとは、規則正しく栄養バランスの整った食生活を送ること。人間に必要な栄養をしっかりと摂取すること、そして根菜類など体を温める作用のある野菜を食べると良いですよ。


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